私事ですが、3月末から私が所属しているNPO法人の事務所がある北海道の京極町というところに引っ越してきました。
 
実家(神奈川)にいたときは毎日なんだかんだと外に出かけていまして、人に会ったりものを見たりして周囲から良い刺激をもらってはいたものの、長時間の電車移動など疲れることも多く、家に帰ると何もせずパタッと寝てしまうことが多かったのですが。こちらに来てからは車以外の手軽な移動手段がないため、いい意味でも悪い意味でも、あまり外に出ない生活をしています。
 
家(事務所)にいると大抵はパソコンと睨めっこしながらお仕事をしているわけですが、夜になると自分の時間が出来るので刺繍布作りを再開しました。

カザフのかぎ針を用いて、去年の5月から刺繍して作り続けています。布の長さは1m50cmほど、幅は40cmほどあります。製作過程はこんな感じ・・・

去年の8月の様子
まだまだ先は長いな~
 
縫ったもののアップ
なかなかびっしり縫い詰めるのは難しい・・・
 
北海道に来てから撮影したもの
あとほんの少しが遠い・・・

 
とはいえ、毎日少しずつ縫い進め、遂に先日完成しました!



この布はある友人に贈ろうと思って作っていました。なかなか刺繍する時間が取れなかったり、忙しかったりして、途中何度も諦めそうになりました。でも、「○○のために縫うんだ」と決めたら、なんとしてでも完成させなければと気合が入るものですね。きっとカザフの女性たちも、自分の家族や子供、大事な人を想いながら、その人のためになんとしてでも完成させたいと、大きな刺繍布を縫ったのではないかなと思いました。たくさんの愛情を込めて。


さて、次は何を作ろうかな。